●江戸明治和本●蝉小川〈女筆〉[〈寿福〉瀬見緒河](江戸中期)【判型】大本3巻3冊。縦264粍。【作者】長谷川妙躰書。中村三近子補注。【年代等】享保18年1月初刊。江戸中期再刊。[大阪]渋川与左衛門ほか板。【備考】分類「往来物」。『蝉小川〈女筆〉』は、長文の雅文6通を綴った散らし書き女筆手本。上巻に「初子日の文章」「八はたまふで」、中巻に「あやめの節句」「花の宴」、下巻に「都の春」「小倉山のもみち」と題した消息文を収録する。各例文の末尾にそれぞれ同様の趣を詠んだ和歌を掲げ、また、稀に任意の語句について細注を施す。本文は大字・無訓の散らし書きだが、細注は付訓。上巻巻首に「女文用世話字づくし」「婦人相性の名寄」「同礫仮名」「女中文章手爾波かなづかひ重宝記」「大ちらし書の例」などを載せるが、これらは全て中村三近子による。★原装・題簽付・状態概ね良好(表紙やや傷み)。稀書(全国に所蔵数カ所(国文学研究資料館DB))。◎この商品はメルカリ「和本倶楽部」と個人HP「往来物倶楽部」のみで販売しているものです。それ以外のショップは全て詐欺です。ご注意ください。
商品の情報
カテゴリー | 本・音楽・ゲーム > 本 > その他 |
商品の状態 | やや傷や汚れあり |