■ストーンセットの絶妙さでナバホの人気作家「テッド・エッツィ」の父『Daniel Etsitty 1960年代後半制作 Godber turquoise ring』です。テッドのストーンセットは父・ダニエル譲りで、ダニ-もまた名人の名を馳せました。中央にセットされた大きな石は「ガドバー・ターコイズ」“タンのマトリクス”が薄く散見されますが、ほぼピュアと言っていい珍しい石になります。台座と一体型になったフレームには“アイビー”に代表される「ナバホ伝統スタイル “リーフデザイン”」の“アップリケ”が大胆に施されています。エッジに刻まれた“チゼルワーク”も良い意味で荒っぽく、繊細なモチーフにナバホらしい武骨さが混じりあったこれぞインディアンジュエリーといえるリングです。サンタフェの「Morning star gallery 」で見つけた作品です。【豆知識】●ガドバー・ターコイズ1932年、ネバダ州オースチン東部、標高2100㍍の場所で発見された鉱山で、現在まで断続的に産出されるターコイズですが、最近は採掘量がかなり少なくなり希少になってきました。通常のターコイズは銅を多く含むため青色になりますが、ここの石はアルミニウムが多く含まれているので、白っぽいミルキーブルーのカラーが主になり、ターコイズを包む母岩が赤色のため、茶系のマトリックスが入るのが特徴とされています。小さく、標高が高い鉱山なので、夏しか採掘ができず、市場への流通が非常に少ないターコイズです。特にブルー、マトリクスが濃い石は大変貴重になります。アメリカでもトップクラスの硬さと小さな原石しか採れないため研磨が非常に難しいターコイズとしても有名です。日本では、近くにあるドライクリークと色が似ている石が採れるため、間違えて記載されているのを見ますが全く違う鉱山です。■サイズなど/約18.5号。フレーム幅約6㎜~21㎜、厚さ(ターコイズ含まず)1.5㎜~4㎜。ターコイズ縦14㎜、横11㎜、高さ約6㎜。作者ホールマーク、STERLING 刻印アリ。※ヴィンテージ【お願い】 ①金額はギリギリで設定しています。単なる「モノ」の値段ではなく彼らの『スピリット』であり、作品の『価値』であることをご理解ください。②封筒・ビニール袋等再利用、簡易包装とさせていただきます。
商品の情報
カテゴリー | メンズ > アクセサリー > リング |
ブランド | インディアンジュエリー |
商品の状態 | 傷や汚れあり |